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鍼麻酔

2018.10.03 | Category: 鍼灸施術

1958年に上海の病院で扁桃摘出手術に鍼麻酔が用いられ、その後広く中国全土に鍼麻酔が普及しました。
当初は広く普及しましたが、現在では適応も限局され、鍼麻酔の症例数も減り、しだいに西洋医学的麻酔にかわっていきました。
日本でも鍼麻酔は普及しました。歯科施術や産婦人科領域で試みられました。赤羽幸兵衛が鍼を無痛分娩に応用したとの記載も残っています。その後も、減痛分娩・後陣痛・月経痛・虫垂切除術などへの鍼麻酔の応用が報告されています。
 
鍼麻酔の最も特徴的なことは、意識レベルを乱さないことであり、意識をそのまま残してお客さんの痛みを和らげる事ができる東洋医学を応用した麻酔法です。麻酔薬の使えないお客さんにも行える素晴らしい麻酔法だということで色々な研究がされました。
しかし、この鍼麻酔にも欠点がありました。無痛ではなく、和痛であるということです。痛みは0にはなりませんでした。また、個人差が大きく、効果を感じるお客さんもいれば効果を感じない(効かなかった)お客さんもいました。
この様な問題もあり大きく普及し、根付くことはありませんでした。
 
しかし、現在でも鍼麻酔は行われています。歯科施術などで麻酔薬の量を減らし鍼麻酔と併用していくという方法をとる歯科医院もあるそうです。
研究が進み、精度が上がれば「鍼麻酔と西洋医学的麻酔どちらを選びますか?」という世の中になるかもしれません。鍼灸師としてはそうなり、鍼の良さも大きく広まれば嬉しいです。
 
 
鍼麻酔の方法
 
ツボに鍼を刺鍼し、刺激する事で生体の特定部位の疼痛閾値を上昇させることで和痛していく。ツボとしては、肘下や膝下のツボを使うことが多い。
パルス(電気施術器)を使い、15分~20分持続的に刺激していくという方法がとられることが多い。

東洋医学は経験医学

2018.09.26 | Category: 鍼灸施術

鍼灸をはじめとする東洋医学は、経験の積み重ねによって出来上がった医学です。
 
鍼灸(東洋医学)は、とても歴史が深く、数千年といわれ、臨床例(お客さんの数)も膨大な数になります。当時は、現在ほど化学が発展しておらず数値で表す検査はありませんでした。原因を見つけることも大変でした。そこで、東洋医学は答え(治った)から方法(ツボ)を求めることにしました。
 
 
この体質、この症状のお客さんに効果があったツボは、このツボとこのツボ。治ったお客さんに行ったツボの組み合わせを違うお客さんにも行う。この様に体質・症状に合ったツボを見つけ、使うツボを確定させていきます。試行錯誤をし、より良いツボの組み合わせを見つけていきました。こうしてツボを決め、臨床を重ねていくことで精度が上がっていきました。
 
先人達が創り上げてくれた方法が現在にも受け継がれています。
 
 
西洋医学も科学的根拠があり、とても素晴らしい医学です。しかし、西洋医学にも良いところもあれば、足りないところもあります。もちろん東洋医学にも良いところもあれば、足りないところもあります。互いに協力できる環境を整えられれば、お客さんにとって1番良いことだと思います。

野球肩のトレーニング

2018.09.22 | Category: 野球

野球で投げ過ぎてしまったり、負担のかかる投球フォームでの投球が続くと、肩に痛みがでてしまいます。これを野球肩(投球障害)といいます。
そういう時は、しっかりと鍼などで血行を良くし痛みを減らしてトレーニングを行うことが大切です。
 
そのトレーニング法についてお話しいたします。
野球肩には、肩のインナーマッスルといわれる筋肉のトレーニングが重要です。
肩のインナーマッスルの代表的な筋肉は、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋があげられます。これらの筋肉は「ローテーターカフ」と呼ばれ、肩の関節の安定に役立っています。ローテーターカフをトレーニング(刺激)する事で、上腕骨を肩甲骨にしっかりとはまるようにし、投球時に関節のブレを抑制し、肩の関節にかかる負担を軽減します。
 
ローテーターカフのトレーニング(刺激)法でよくいわれるのが、ゴムチューブを用いたトレーニングです。ゴムチューブを使うのはとても効果的です。重たい負荷をかけてしまうとインナーマッスルではなく、アウターマッスルが働いてしまいます。インナーマッスルは小さい(薄い)筋肉なので、インナーマッスルをトレーニング(刺激)したい時は軽い負荷で行いましょう。
 
トレーニングを行う上で重要な事をお話しします。それは、【投げる時の関節の角度でトレーニングを行う】です。
 
これは、見落としがちですがスポーツのパフォーマンスを向上させるにはとても重要な事です。スポーツの動作に使えない筋肉をつけてもスポーツのパフォーマンスを向上させることができません。
スポーツに使える筋肉をつけるには、そのスポーツの動作の関節の角度でトレーニングを行うことがとても大事になってきます。
 
野球の投球動作でいうと、投球フォームのかたちでトレーニングを行うことが望ましいです。
 
肩の関節は地面と水平まで上げ、90度にし、足は踏み込んでリリースの時の投球フォームで肩のインナーマッスルのトレーニングが出来るとベストです。
 
どのスポーツにも言えることですが、スポーツの動作のかたちでトレーニングをしましょう。
 
もちろん、筋肉を大きくし、最大筋出力を上げるにはジムなどで重いもので負荷をかける方が良いです。
しかし、大きい筋肉ばかりをつけてしまうと、しなやかな動き・安定した動きは獲得出来ません。バランスが大切です。アウターマッスルとインナーマッスル両方ともバランス良くトレーニングをしましょう。
  
今回1番伝えたいことは、スポーツの動作を取り入れたトレーニングをしましょう。ということです。
 
私自身も実践しております。皆さんもぜひ普段のトレーニングに取り入れてみてください。
 

肝経

2018.09.20 | Category: ツボのお話

足の厥陰肝経
 
肝経は、足の少陽胆経の脈気を受けて足の1指外側端におこり、足背、内果の前、下腿前内側を上り、脾経と交わり、膝窩内側、大腿内側に沿って、陰毛の中に入り、生殖器をめぐり下腹部に至り、側腹部を経て、胃をはさんで肝に属し、胆を絡う。さらに、横隔膜を貫いて季肋に広がり、食道・気管、喉頭、目系につらなり、額にでて、頭頂部(百会)で督脈と交わる。
目系から分かれた支脈は、頬の裏側唇の内側をめぐる。肝から分かれた支脈は、横隔膜を貫いて肺を通って、中焦に至り、ての太陰肺経とつながる。
 
 
足の厥陰肝経は14穴あり、中封や太衝などのツボが属する。

胆経

2018.09.20 | Category: ツボのお話

足の少陽胆経
 
胆経は、手の少陽三焦経の脈気を受けて外眼角におこり、額角、耳の後ろ、頚をめぐり、三焦経に交わり、大鎖骨上窩に入る。耳の後ろより分かれた支脈は、耳の中に入り、前に出て外眼角に至る。外眼角より分かれた支脈は、大迎へ下り三焦経に合し、目の下から頚を下り大鎖骨上窩で合流して、胸中に至り、横隔膜を貫き、肝を絡い、胆に属する。さらに、側腹部をめぐり鼠径部にでて、陰毛をめぐる。また、支脈は、大鎖骨上窩より腋下に下り、季肋部を下る支脈と、股関節で合流する。そこから大腿外側、膝外側、腓骨の前を下って腓骨下端に至り、外果の前を下って、足背をめぐり、足の4指外端に終わる。
足背で分かれた支脈は、足の1指に至り、足の厥陰肝経につながる。
 
 
足の少陽胆経は44穴あり、風池や陽陵泉などのツボが属する。

三焦経

2018.09.20 | Category: ツボのお話

手の少陽三焦経
 
三焦経は、手の厥陰心包経の脈気を受けて薬指内側端におこり、手背、前腕後面、肘頭、上腕後面を上り、肩に上って胆経と交わり、大鎖骨上窩に入り、胸中より広がり、心包を絡い、横隔膜を貫いて三焦に属する。
胸中より分かれた支脈は、上って大鎖骨上窩にでて、、項部から耳の後部、上部を経て側頭部を過ぎ、目の下方に至りる。耳の下で分かれた支脈は耳の後ろから中に入り前に出て、外眼角に至り、足の少陽胆経につながる。
 
手の少陽三焦経は23穴あり、外関や陽池などのツボが属する。

心包経

2018.09.20 | Category: ツボのお話

手の厥陰心包経
 
心包経は、足の少陰腎経の脈気を受けて胸中におこり、心包に属し、横隔膜を貫いて三焦(上・中・下焦)を絡う。その支脈は、胸をめぐり、腋下に至る。上腕前面、肘窩、前腕前面(長掌筋と橈側手根屈筋との間)、手掌を通り、中指先端中央に至る。
手掌の中央で分かれた支脈は、薬指内側端に至り、手の少陽三焦経につながる。
 
手の厥陰心包経は9穴あり、内関、労宮などのツボが属する。

腎経

2018.09.20 | Category: ツボのお話

足の少陰腎経
 
腎経は、足の太陽膀胱経の脈気を受けて足の5指の下におこり、斜めに足底中央(湧泉)に向かい、舟状骨粗面の下にでて内果の後ろ(太谿)を巡り、分かれてかかとに入る。下腿後内側、膝窩内側、大腿後内側を上り、体幹では腹部の正中線外方5分を通り、胸部では正中線外方2寸を上り、本経と合流する。
大腿後内側で分かれた本経は、脊柱を貫いて、腎に属し、膀胱を絡う。
さらに、腎より上がって、肝、横隔膜を貫いて、肺に入り、気管をめぐり、舌根をはさんで終わる。
胸部で分かれた支脈は心につらなり、胸中で手の厥陰心包経につながる。
 
足の少陰腎経は27穴あり、湧泉や太谿などのツボが属する。

膀胱経

2018.09.14 | Category: ツボのお話

足の太陽膀胱経
 
膀胱経は、手の太陽小腸経の脈気を受けて内眼角におこり、前頭部を上り、頭頂部(百会)で左右が交わる。頭頂部(百会)で分かれた支脈は、耳の上に行き側頭部に広がる。膀胱経は頭頂部より入って脳につらなり、かえり出て分かれて項を下り、肩甲骨の内側をめぐって脊柱の両側、後正中線外側1,5寸を下り、腰部で脊柱起立筋を通り、腎を絡い、膀胱に属する。
膀胱経は、腰から下って、臀部、大腿後面を下って膝窩に入る。後頚部で分かれた支脈は、脊柱の両側、後正中線3寸を下り、臀部、大腿後外側を下り、膝窩中央(委中)で本経と合流する。さらに下腿後面を下って、下腿後外側、外果後方を通り足の5指外側端に至り、足の少陰腎経につながる。
 
足の太陽膀胱経は、67穴あり、委中や至陰などのツボが属する。

小腸経

2018.09.14 | Category: ツボのお話

手の太陽小腸経
 
小腸経は、手の少陰心経の脈気を受けて小指内側端におこり、ての内側、前腕内側、尺骨神経溝(小海)、上腕後内側を上り、肩関節に出て、肩甲骨をめぐり、肩上から、大鎖骨上窩に入り、下って心を絡う。咽喉をめぐり、横隔膜を貫いて胃に至り、小腸に属する。
大鎖骨上窩で分かれた支脈は頚をめぐり、頬に上り、外眼角に至り、耳の中に入る。頬から分かれた支脈は、鼻を通って内眼角に至り、足の太陽膀胱経につながる。
 
手の太陽小腸経は、19穴あり、天宗などが属する。

アクセス

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電話番号04-2968-6930
休診日土曜日午後・日曜日・祝日
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