1990年に報告されたものです。
明治鍼灸大学(現・明治国際医療大学)の矢野忠氏らが、丘墟について報告しています。
それは、ボランティアで募った健康成人男性10人に対して、丘墟とその他のツボに刺鍼し、超音波診断装置で胆嚢の様子をみるというものでした。
丘墟はツボの流れで「胆経」に属しているので胆嚢の変化を観察した。
その結果、丘墟への刺激は胆嚢の断面積を有意に拡張させ、その他のツボでは有意な変化が見られなかった。というものでした。
この研究により、ツボにはそれぞれ身体に及ぼす影響に特異性がある。と考えることができます。
これからも、科学でツボが解明出来るといいなぁと思います。
丘墟の場所
足の外くるぶしの斜め下の窪み